中京学院大中京の硬式野球部の選手が２１日、瑞浪市の同校に戻り、在校生や保護者、地域住民ら約２００人がベスト４進出の成績をたたえた。

　選手たちはバスから降りると、花道を作った在校生らの出迎えを受けた。藤田健斗主将は「ベスト４まで進めたのは応援してくれた人たちのおかげ」とすがすがしい表情で話し、橋本哲也監督は「選手たちは持っている力以上のものを出してくれた」と感謝した。

　在校生らと出迎えた和田尚校長は「応援を通して、学校や地域の絆が深まった。すばらしい夏をありがとう」とねぎらった。生徒会長で、不後祐将投手らと同じクラスの３年、男子生徒（１８）は「部員たちは修学旅行でも朝から走るほど練習していた。甲子園で応援する時間は貴重で楽しかった」と話した。（片岡典子）

（2019年8月22日　中日新聞朝刊岐阜県版より）

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