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スポーツ 2019.08.21

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三重高等学校

全国舞台 きょう高校ダンス部選手権 三重 忍者の成長物語挑む 松阪工 男子のみでクールに

忍者たちの成長をテーマにしたダンスを披露する三重高ダンス部=松阪市久保町の同校で

忍者たちの成長をテーマにしたダンスを披露する三重高ダンス部=松阪市久保町の同校で

 21日に千葉県で開かれる「全国高校ダンス部選手権」(日本ストリートダンス協会など主催)の決勝に、松阪市内の2校のダンス部が出場する。昨年3位の三重高はシードで、初出場の松阪工業高は動画での審査で予選を勝ち抜き大会の切符を手にした。両校の生徒は「観客を楽しませ、自分たちのベストを尽くしたい」と口を合わせて話している。(清水悠莉子)

 出場チームのテーマは自由だが、漢字2文字であることが条件。ダンスは2分30秒以内で、技術や表現力が審査される。東京都と大阪府であった予選大会と動画予選で勝ち進んだ計36校が出場する。

 3年連続3回目の出場の三重高のテーマは「忍者」。5人の忍者が修業を重ね、成長していく物語をロックダンスで表現する。部内のオーディションで選ばれた1~3年生35人が、体を前傾にして腰を落とす忍者らしい走り方や動きを交えた息の合ったダンスを披露する。

 2年の部長(16)は「優勝を目指しつつ、楽しんで踊るという自分たちらしいダンスをお客さんに届けたい」と抱負を話す。

 松阪工業高は大会で唯一、男子のみのチームで出場。テーマは「旋律(フロービート)」。ブレークダンスの流れるような動きと旋回技が見どころで、出場する3年生10人のうち、7人がソロでヘッドスピンや片手倒立などのアクロバティックな大技を取り入れ、「クールで大人っぽい雰囲気」を表現したという。

 3年の部長(17)は「男子チームならではの力強く、スピード感のあるパフォーマンスで観客を驚かせたい」と話している。大会は午後2時半からで、公式ツイッターで生配信される。

(2019年8月21日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)
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