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スポーツ 2019.08.20

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卓球男子学校対抗 愛工大名電4連覇

男子学校対抗で4連覇を果たした愛工大名電チーム=鹿児島市の鹿児島アリーナで

男子学校対抗で4連覇を果たした愛工大名電チーム=鹿児島市の鹿児島アリーナで

 南九州を中心に開かれている全国高校総体(インターハイ)で19日、県勢は卓球男子学校対抗で愛工大名電(加山裕、曽根翔、篠塚大登(ひろと)選手)が優勝し、4連覇を果たした。

 水泳の競泳では、男子100メートルバタフライで内藤大翔選手(愛知みずほ大瑞穂)が準優勝し、江角真叶選手(豊川)が6位に入った。男子4×200メートルフリーリレーで中京大中京が6位。男子200メートル背泳ぎで山下結生選手(豊川)が7位だった。

 女子100メートル平泳ぎは池田りんか選手(豊川)が6位、鬼頭怜花選手(愛知みずほ大瑞穂)が8位。女子100メートルバタフライで倉知玲央奈選手(愛知みずほ大瑞穂)が5位だった。

■加山選手の逆転勝利、流れ呼ぶ

 今年も、勝利の女神は愛工大名電にほほ笑んだ。山口・野田学園相手にストレート勝ちし、4連覇を果たした。

 初戦のシングルスで加山裕選手(3年)が意地を見せた。いきなり2セットを落としたが、3セット目の5-10から逆転し一気に流れを引き寄せた。続く曽根翔選手(2年)も逆転勝ち。1セット目を落としたが、3セットを連取した。最後のダブルスでは曽根、篠塚大登選手(1年)ペアが、今大会のダブルス優勝ペア相手に、フルセットの接戦を制した。

 今枝一郎監督は「誰が加山が逆転勝ちすると思っただろう。辛抱強く試合してくれた」とたたえた。「4連覇は苦しいと思っていたが、前日のダブルスで負けたおかげで、逆に彼らが重圧から解放された。チャレンジャーでいこうと乗り切った」と分析した。

 「やってやった。うれしい」。これまで一度も勝ったことがなかった対戦相手に勝利した加山選手は顔を輝かせた。2セットを先取され「付いていけなくて、正直心の中ではお手上げでした」と明かしつつ、「3セット目から開き直って、フォア前を攻めました」と話した。 (鈴木里奈)

(2019年8月20日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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