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お知らせ 2026.01.14

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四日市メリノール学院高等学校

闇バイト危険性学ぶ ゲーム通じ四日市メリノール高生

タブレット端末でゲームに取り組む生徒ら=四日市市平尾町の四日市メリノール学院高で

タブレット端末でゲームに取り組む生徒ら=四日市市平尾町の四日市メリノール学院高で

 交流サイト(SNS)などで高額報酬をうたい、知らずに犯罪に加担してしまう「闇バイト」の危険性を学ぶ授業が13日、四日市市の四日市メリノール学院高校で開かれた。ゲーム形式の教育プログラム「レイの失踪」を使い、3年生160人が勧誘の手口や対策への理解を深めた。

 プログラムは2024年9月に慶応大4年の今井善太郎さん(24)らが立ち上げた新興企業「クラスルームアドベンチャー」(東京)が開発した。動画配信者レイが闇バイトに巻き込まれる過程を追体験する物語で、謎解きをしながら闇バイトの見分け方や被害者の心理状況を知る。

 生徒らは所有するタブレット端末で、SNSの画面を再現した投稿を見たり、警察相談電話「#9110」に電話したりしてプログラムに挑戦。求人サイトにも闇バイトが紛れていることや、携帯電話や口座の名義貸しも犯罪であることなどを知った。

 生徒(17)は「後戻りしたくても脅される闇バイトの危険性を学べた。話を聞くだけだと響かないが、ゲームで楽しく取り組めた」と話した。

 闇バイトの逮捕者の8割は10~20代の若者だといい、今井さんは「最初は簡単でも次第に凶悪な犯罪に巻き込まれる。自分の身を自分だけで守ろうとしないで」と呼びかけた。

 同社では情報の正確性を検証するファクトチェックを題材にした「レイのブログ」を開発しているほか、4月には炎上やいじめなどSNS発信の注意点を学ぶプログラムをリリースする予定。(丹羽ありさ)

(2026年1月14日 中日新聞朝刊北勢版より)
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