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スポーツ 2019.08.19

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愛知工業大学名電高等学校

加山・曽根組が準優勝 愛工大名電 卓球男子複5連覇ならず

決勝で健闘した愛工大名電の加山選手(左)と曽根選手ペア=鹿児島市の鹿児島アリーナで

決勝で健闘した愛工大名電の加山選手(左)と曽根選手ペア=鹿児島市の鹿児島アリーナで

 南九州を中心に開かれている全国高校総体(インターハイ)は18日、卓球男子ダブルスで加山裕選手と曽根翔選手のペア(愛工大名電)が準優勝した。同校は男子学校対抗で決勝に勝ち進み、4連覇に王手をかけた。

■重圧 ペース取り戻せず

 卓球男子ダブルス決勝で2015年から4大会連続して優勝していた強豪・愛工大名電がストレート負け。5連覇の夢は惜しくもかなわなかった。

 昨年は、名電勢同士での決勝戦だった。そこで優勝した加山裕(ゆう)選手(3年)と、準優勝の曽根翔(かける)選手(2年)が強力ペアを組んで臨んだが、山口・野田学園に待ったをかけられた。

 速攻が売りの名電ペアだったが、1セット目から接戦に持ち込まれ、2点差で落とした。3セット目は中盤までリードを保ったが覆され、ペースを取り戻せなかった。

 加山選手は「相手が強かった」と声を落とし、曽根選手は「負けちゃいけないというプレッシャーで、頭が真っ白になった」と言葉少なに語った。

 昨年からペアを組んでダブルスを戦ってきた2人。加山選手は曽根選手に「彼はここ1本というところで決めてくれる頼もしい選手。来年はシングルス、ダブルス、学校対抗で3冠を取ってほしい」と夢を託した。 (鈴木里奈)

(2019年8月19日 中日新聞朝刊県内版より)
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