岐阜市の長良川右岸河川敷の「高橋尚子ロード」で４日に開かれた「ＪＡぎふ　ｐｒｅｓｅｎｔｓ　ぎふ長良川リレーマラソン２０２５」（中日新聞社主催）。実施された３種目のうち、ファンラン（１０・５４８キロ）では、滝高校（江南市）の３年生による「外周同好会」が優勝した。出場した４人は「大学生になっても走りたい」と笑顔を見せた。

　学校の体力テストで高得点を目指すため、校舎の外周を走ろうと結成された同好会。生徒４人が出場した。スタート２分前にたすきを忘れ、集団の最後からスタートしたが、追い上げて１位となった。受験前、最後の大会だといい、保浦さんは「良い結果を残せたので、気持ちを受験に切り替えて頑張りたい」と力を込めた。

　古川さんはコースで１周を最も速く走った「ファステスト・ラップ賞」も受賞。３年連続で出場してきた大会でつかんだ賞に「なかなか取れず悔しいと思っていたのでうれしい」と誇らしげだった。

（2025年10月6日　中日新聞朝刊県内総合版より）

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