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お知らせ 2025.08.19

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金城学院高等学校

ハープの調べ 万博の風になれ 金城学院中・高生 プロ招き猛特訓

ハープアンサンブル部の部員に指導するハープ奏者の上原さん(右)とフィドル奏者の小松さん(右から2人目)=東区の金城学院高で

ハープアンサンブル部の部員に指導するハープ奏者の上原さん(右)とフィドル奏者の小松さん(右から2人目)=東区の金城学院高で

■21日、アイルランドパビリオンで演奏

 金城学院中学・高校(東区)のハープアンサンブル部約60人が21日、大阪・関西万博のアイルランドパビリオンで演奏する。本番を控え、今月初めには校内でプロ奏者による講習を受けた。(石川愛理)

 部員たちは普段から、アイルランド一帯の代表楽器アイリッシュハープを演奏しており、海外への演奏旅行も経験してきた。

 講習では、ハープ奏者上原奈未さんとフィドル奏者小松大さんを講師に迎え、曲目ごとに指導を受けた。「音楽はストーリーを思い浮かべることが大切」「聞いている人の心が動く瞬間は音がふわっと抜ける時。力を抜くことも意識して」などとアドバイスがあり、部員たちも強弱のつけ方やテンポについて質問。講師2人と質疑応答を重ねながらの特訓時間となった。

 本番では、アイルランドの伝統曲などを演奏する予定で、楽曲は上原さんがアレンジした。部員たちは、アイルランドと日本の国旗がデザインされたオリジナルTシャツを着て舞台に上がる。

 3年生の生徒(18)は「指が痛くなるまで練習している。万博では楽しんで弾いてお客さんもリズムにのって楽しんでほしい」と意気盛ん。上原さんは「将来のプレーヤーがこういった場から出てくれると思うと楽しみ」と期待した。

(2025年8月19日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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