お知らせ 2025.08.05
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フィリピンの路上生活の子らへ 富田高生が文房具集め寄贈

集まった文房具を手にする生徒ら=岐阜市野一色の富田高で
同校では6月、アイキャン職員を招いた講演会を開催。フィリピンでは貧困で路上生活を余儀なくされる「ストリートチルドレン」が多く、学校に通えない子どもたちがいることを学んだ。
途上国支援の募金活動などをしているインターアクト部を中心に、そうした子どもたちを支援しようと、全校から文房具を募った。7月7~25日に校内に回収箱を置き、使っていない鉛筆やボールペンなど計201点が寄せられた。
1日は、3年インターアクト部副会長らが、アイキャンの吉田文(あや)さん(42)に文房具を手渡した。副会長は「これだけ集まるとは思わなかった。少しでも役に立てば」と話した。
アイキャンは通常、寄付を受け付けていないが、同校の意向を尊重して今回は特別に受け取った。(川添智史)
(2025年8月5日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)