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お知らせ 2025.07.09

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愛知啓成高等学校

神社参拝の作法に挑戦 犬山、愛知啓成高生ら

玉串奉奠の作法を学ぶ愛知啓成高の生徒たち=犬山市栗栖の桃太郎神社で

玉串奉奠の作法を学ぶ愛知啓成高の生徒たち=犬山市栗栖の桃太郎神社で

 愛知啓成高校(稲沢市)グローバルコースの1年生18人と、香港の姉妹校から来日した生徒7人が8日、犬山市栗栖の桃太郎神社で参拝の作法を学んだ。木曽川鵜飼や犬山城を見学し、日本文化に触れる学習の一環で訪れた。

 宮司の若森国道さん(79)と禰宜(ねぎ)の治彦さん(41)の親子が作法を伝えた。サカキの枝を供える「玉串奉奠(ほうてん)」では、葉先が高くなるように持ち、願いごとをした後、右回りに反転させて台に載せるよう手ほどき。生徒たちは戸惑いながらも、見よう見まねで取り組んだ。

 若森宮司はその後、神道は何かということや、この地に伝わる桃太郎伝説について説明。「授かった子が元気で生まれ、仲良く発展させてくれるのが桃太郎神社の由縁」と話した。

 神社への参拝は初めてだったというセント・マーガレッツ小中学校の生徒(15)は「神社は香港でも有名。香港にない文化を体験できて、うれしい」と喜び、愛知啓成高の生徒(15)も「玉串は初めての経験だった。桃太郎の桃は、木曽川を流れてきたということが知れて面白かった」と話していた。(水越直哉)

(2025年7月9日 中日新聞朝刊近郊版より)
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