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お疲れさま 誉ナイン 甲子園から帰還 市民ら出迎え

応援への感謝を述べる林山主将=小牧市役所で
矢幡真也監督や林山侑樹主将(3年)らを乗せたバスは同日夕、大阪市内の宿舎から市役所北側のロータリーに到着。山下史守朗(しずお)市長や市職員、市民らが出迎え、拍手と「お疲れさま」の声で健闘をたたえた。
市役所で矢幡監督は「残念な結果になったが、選手たちは全力を尽くしてやってくれた。ご声援のおかげと感謝している」とお礼のあいさつ。林山主将は「選手宣誓には、応援してくれた多くの人たちへの感謝の気持ちを込めた。結果は惨敗だったが、しっかりプレーできた。後輩にはまた甲子園に行ってもらいたい」と前日を振り返った。
これに対し、山下市長は「最後まで堂々と戦ってくれた。市民に夢や勇気、感動を与えてくれて感謝している。まずはしっかり休んでください」と話し、林山主将に感謝状を手渡した。
選手の見送りや市役所でのパブリックビューイング(PV)にも駆け付けたという市内の主婦(37)は「地元の高校が甲子園に出場してくれて、何よりうれしかった。大舞台の雰囲気にのまれて普段通りの力が出せなかったと思うが、頑張ってくれた。お疲れさまと伝えたい」とねぎらった。
(2019年8月8日 中日新聞朝刊近郊版より)