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お知らせ 2025.03.05

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愛知産業大学三河高等学校

手をつなぎ「電気」を体感 愛産大三河高で専門家が授業

小林さん(右)と一緒に体に電気が流れることを体験する生徒ら=岡崎市岡町の愛知産業大三河高で

小林さん(右)と一緒に体に電気が流れることを体験する生徒ら=岡崎市岡町の愛知産業大三河高で

 岡崎市岡町の愛知産業大三河高校で3日、名古屋工学院専門学校(名古屋市熱田区)電気設備学科長の小林真治さん(52)による出前授業があり、電気科2年の84人が電気について実験を交えながら理解を深めた。

 生徒たちに進路について考えるきっかけにしてもらう三河高校のキャリア教育の一環。小林さんは、湯気でタービンを回して電気を発生させることで火力発電の原理を紹介したり、普段使っている家電の仕組みを解説したりした。装置を使って静電気を発生させる実験では生徒も参加し、手をつないで体に電気が流れることを体感した。

 小林さんは、電気工事士などの資格取得に向けた学習法や資格を生かした仕事についても紹介し「技術者は将来すごく必要になる。この授業を今後に生かしてもらいたい」と強調。受講した生徒(16)は「実験が分かりやすくて面白かった。専門学校や大学に行ってもっと学びたいと感じた」と話した。(金田侑香璃)

(2025年3月5日 中日新聞朝刊西三河総合版より)
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