お知らせ 2025.02.21
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名市大生が「選挙出前トーク」
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投票を体験する生徒たち=瑞穂区の名古屋女子大学高で
高校生が模擬投票や開票作業の体験を通じて選挙の仕組みを学ぶ「選挙出前トーク」が20日、瑞穂区の名古屋女子大学高であった。名古屋市立大の学生による講義があり、2年生約245人に対して若い世代が投票する重要性を訴えた。
同大人文社会学部現代社会学科3年の学生が動画などを活用して、選挙制度の仕組みや若い世代の投票率が低い現状を説明。その後、高校の教員2人が候補者になりきって「デジタル化推進」「若者が活躍できる社会」をテーマに政策を演説し、アピールした。
生徒は、選挙で使われている投票箱を使って、選んだ候補者の名前を投票用紙に記入。模擬開票も実施し、投票用紙の数を数えるなど集計の流れを体験した。
生徒(17)は投票について「意外とスムーズにできた」と振り返り「政治は難しいけれど、デジタル化で日常が便利になったら良いなとか理想があるので、ちゃんと選挙に行きたい」と話した。
名市大の石本千賀さん(21)は「高校生の子はこれから選挙に行くことが当たり前になってほしい」と話した。(大野沙羅)
(2025年2月21日 中日新聞朝刊市民総合版より)