中部９県の中高生が集う「第６７回中部日本吹奏楽コンクール本大会」（中部日本吹奏楽連盟、中日新聞社主催）は６日、豊田市の市民文化会館で最終日を迎えた。高校大編成の部で愛工大名電（名古屋市千種区）が、前回に続き１位の文部科学大臣賞に輝いた。

　このほかの県代表は、同部で、安城学園（安城市）が３位の連盟理事長賞を、光ケ丘女子（岡崎市）が金賞をそれぞれ獲得。中学小編成の部では、西部（豊川市）と矢作（岡崎市）がともに銀賞を受賞した。

　本大会は、各県の予選を突破した計５０団体が２日間で計４部門に出場。課題曲と自由曲を各１曲演奏し、表現力や一体感などが審査された。生徒たちは、日ごろの練習の成果を発揮し、息の合った音色をホールに響かせ、多くの保護者や生徒らが熱演に聞き入った。

　中学小編成の部の文部科学大臣賞は、富山県射水市の小杉が受賞した。

（2024年10月7日　中日新聞朝刊県内版より）