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スポーツ 2019.08.03

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桜花学園高等学校

桜花学園2連覇 バスケ女子

試合終了後、コート中央に集まって連覇を喜ぶ選手たち=鹿児島県薩摩川内市で

試合終了後、コート中央に集まって連覇を喜ぶ選手たち=鹿児島県薩摩川内市で

 九州南部を中心に開かれている全国高校総体(インターハイ)で県勢は2日、バスケットボール女子決勝を桜花学園が制し、2年連続24回目の優勝を決めた。

 体操では、男子つり輪6位に相羽拓郎選手(名城大付)、女子跳馬4位に新田いずみ(東海学園)、段違い平行棒8位に大岡理沙(同)選手がそれぞれ入賞。東海学園が女子団体総合で7位入賞を果たした。

 ウエートリフティング81キロ級トータルでも、祖父江月歩選手(名城大付)が6位、今瀬竜雅選手(愛工大名電)が7位入賞と、県勢が活躍した。

◇バスケットボール(薩摩川内市総合体育館)
 ▽女子決勝
桜花学園 72―59 岐阜女(岐阜)
(18―11、20―19、17―14、17―15)
(桜花学園は2年連続24度目の優勝)

■チームワーク 宿敵振り切る

 5年連続同カードとなった決勝戦。勝利の女神は、今年も桜花学園にほほ笑んだ。

 前半は攻めあぐねた。第2クオーター序盤、岐阜女子の選手に3ポイントシュートを許し、流れは一気に岐阜女子に。10点差を詰められて一時は追い付かれたが、桜花学園は焦らなかった。

 「岐阜女子」のことはいつも頭にあった。昨年末のウインターカップで敗れて以降、チームも変わった。ミーティングでは意見や要望が次々出て、コートでのプレーもうまく「はまる」ように。6月の東海大会で雪辱を果たしてからも、センターの選手が複数の選手を引きつけて攻撃に生かすなど「岐阜女子対策」の練習を徹底してきた。

 足を生かした速攻も決まり、チームは後半でじわじわ点差を広げて2連覇を達成。エースの平下愛佳主将は、試合終了のブザーが鳴ると、涙をぬぐった。「コート内でうまくコミュニケーションが取れ、チームワークで勝てた。本当に頼もしいチーム」。井上真一コーチも「選手がしっかり仕事をしてくれた。できればこの勢いで、3連覇目指して頑張りたい」と笑顔をこぼした。 (高田みのり)

(2019年8月3日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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