お知らせ 2024.08.26
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名古屋高Aチーム 俳句甲子園で優勝 2015年以来2回目
高校生が5人1チームで俳句の出来栄えや質疑応答を通じた鑑賞力を競う第27回「俳句甲子園」の決勝戦が25日、松山市で開催され、名古屋高Aチーム(愛知)が興南高Aチーム(沖縄)を破り、優勝を飾った。名古屋高が優勝したのは、2015年以来で2回目。
決勝戦では両校が「栄」を題とした句を交互に発表。1句ごとに4分間のディベートを繰り広げた。創作力だけでなく、意見のやりとりを通じた鑑賞力も評価された。
名古屋高は「栄転をしたり絵双六(すごろく)の父は」と詠み、興南高が絵すごろくに焦点を置いた理由を問うと、名古屋高は「父は普段キャリアアップできないのに、絵すごろくでは栄転しているという面白さが見えてくる」と強調した。
名古屋高Aチームでキャプテンを務めた3年の生徒(18)は「3年間優勝を目指して走り続けてきたので率直にうれしい。今後も後輩の活躍に期待しつつ、自分も俳句作りを続けたい」とほほ笑んだ。
個人部門の最優秀賞には、東京家政学院高1年の生徒の「戦死者のハンカチ青しそれを振る」が選ばれた。
全国大会には愛知県や岐阜県など20都道府県から名古屋高や鶯谷高など32チームが出場、6チームが決勝リーグに進出した。
(2024年8月26日 中日新聞朝刊18面より)
決勝戦では両校が「栄」を題とした句を交互に発表。1句ごとに4分間のディベートを繰り広げた。創作力だけでなく、意見のやりとりを通じた鑑賞力も評価された。
名古屋高は「栄転をしたり絵双六(すごろく)の父は」と詠み、興南高が絵すごろくに焦点を置いた理由を問うと、名古屋高は「父は普段キャリアアップできないのに、絵すごろくでは栄転しているという面白さが見えてくる」と強調した。
名古屋高Aチームでキャプテンを務めた3年の生徒(18)は「3年間優勝を目指して走り続けてきたので率直にうれしい。今後も後輩の活躍に期待しつつ、自分も俳句作りを続けたい」とほほ笑んだ。
個人部門の最優秀賞には、東京家政学院高1年の生徒の「戦死者のハンカチ青しそれを振る」が選ばれた。
全国大会には愛知県や岐阜県など20都道府県から名古屋高や鶯谷高など32チームが出場、6チームが決勝リーグに進出した。
(2024年8月26日 中日新聞朝刊18面より)