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お知らせ 2024.08.07

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岡崎城西高等学校

被災地ボランティア わたしがやる 岡崎の3高校36人、2泊3日で輪島へ

家財道具を運び出す生徒たち=石川県輪島市町野町で

家財道具を運び出す生徒たち=石川県輪島市町野町で

 岡崎市の3高校の生徒たちが5、6の両日、能登半島地震で被災した石川県輪島市の2生産会社で家財道具の片付けや獣害対策を手伝うボランティアをした。日頃からごみ拾いや募金の呼びかけをしている「インターアクトクラブ」のメンバーが中心で自ら志願。能登の豊かな自然を感じつつ、懸命に汗を流した。(河野晴気)

■家財の片付けや獣害対策に汗

 光ケ丘女子高23人と岡崎城西高12人、岡崎東高1人の計36人。2泊3日の日程で5日に被災地入りした。各地でボランティアをする岡崎市の関係者を介して知り合った輪島市町野町の粟蔵(あわくら)水稲と川原農産の2カ所に分かれ、初日は1時間半ほど作業した。

 粟蔵水稲では地震で全壊し、公費解体を待っている宇羅恒雄社長(80)の自宅から、ふすまや本などを運び出した。宇羅社長は「田んぼで手いっぱいで家には手を付けられていなかった」と感謝。岡崎城西高2年の生徒(16)は「自分が助けになれるのか心配だが、主体的に動きたい」と意気込んだ。

 川原農産では田んぼにイノシシが入らないよう電気柵を設置。光ケ丘女子高3年の生徒(17)は「新たな出会いを大切に、お互いが前を向く機会になれば」と話した。川原伸章社長(47)は「人がいないと里は維持できない。人口が減る中、ボランティアの力を借りることが重要」と強調した。

(2024年8月7日 中日新聞朝刊西三河版より)

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