献血への協力を呼びかける啓発活動が２１日、伊賀市服部町のアピタ伊賀上野店であった。この日の午後の活動には、桜丘高校（同市下神戸）の生徒１２人が参加した。

　県などが主催する「愛の血液助け合い運動」（１日～８月３１日）の一環で実施した。生徒らは来店客にポケットティッシュなどの啓発物品を配布したほか、店内放送で献血への協力を呼びかけた。３年の生徒（１８）は「できるだけ多くの人に献血してもらいたい」と話した。

　県赤十字血液センター（津市）献血推進課の大西啓太さんは「暑さなどで夏場は全国的に献血者が減少する。ぜひご協力いただきたい」と訴えた。

　活動は県伊賀保健所などが主催した。この日の午前には、あけぼの学園高校（伊賀市川東）と名張高校（名張市東町）の生徒計９人が参加した。（鈴木義人）

（2024年7月23日　中日新聞朝刊伊賀版より）