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お知らせ 2024.04.22

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豊橋中央高等学校 名城大学附属高等学校

能登地震被災地支援を 名古屋でパレード 現地で活動 高校生ら

授業料の実質無償化や能登半島地震の被災地支援を訴え、パレードする高校生ら=名古屋・栄で

授業料の実質無償化や能登半島地震の被災地支援を訴え、パレードする高校生ら=名古屋・栄で

 能登半島地震の被災地でボランティアとして活動した県内の私立高校生らが復興支援などを呼びかけるパレードが21日、名古屋・栄であった。「顔の見えない仲間を救おう!」を標語に掲げ、制服を着た生徒ら約500人が小雨の街中を練り歩き、「支援にご協力を」と声を上げた。

 県内の私立高校生らでつくる「県高校生フェスティバル実行委員会」の恒例行事で、例年私立高の授業料助成などを訴えている。この日は中高生や教員、保護者らが「教育に公平を」「中高生に輝く場を」と書かれた旗や横断幕を持って参加。約2キロにわたって行進し、復興を支援するための募金も呼びかけた。

 豊橋中央高(豊橋市)3年の生徒(17)は2月と3月、石川県七尾市で、ボランティアとしてがれき撤去などを手伝った。現地では今も復興に向けて汗を流す人がいる一方、「愛知では地震への関心が薄く、能登との心の距離を感じた」として「できる支援をしたい」と語った。

 実行委員長を務める名城大付属高(名古屋市中村区)3年の生徒(17)は「何げなく高校生活を送る中、社会に対して感じた思いを言葉にする機会は少ない」と語る。パレード前にはエンゼル広場で踊りを披露し、「私たちらしい形で、被災地支援や授業料の実質無償化を発信して、多くの人に注目してもらいたい」と語った。

 パレードは、5月4日に中村区のささしまライブで開かれる「新入生歓迎フェスティバル」の事前企画として開催した。(鈴木凜平)

(2024年4月22日 中日新聞朝刊県内版より)

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