高校野球 2024.03.15
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甲子園の景色 すばらしい 豊川ナインが練習

グラウンドに駆けだす豊川ナイン=甲子園球場で
ナインはノックで入念にゴロの捕球を繰り返したほか、外野フェンスの跳ね返りを確認。内外野の連係も確かめ、一冬を越えてさらに堅くなった守りを見せた。
注目を集めたのは、プロも熱い視線を送る強打者のモイセエフ中堅手。守備では本塁へワンバウンドの好返球を見せ、打撃では右翼線へ、中前へと強烈な当たりを飛ばした。
最後は投手陣がマウンドから投球練習を行い、傾斜や硬さを確認した。
エースの左腕鈴木投手は、昨年11月の明治神宮大会でチーム初の4強進出に貢献した後、肘のけがが分かり手術。試練を克服して聖地に立ち、「甲子園の景色は思っていたよりすばらしいものだった。順調に練習試合で投げており、きょうも気持ちよく投げられた」と笑顔を見せていた。
大会は18日開幕。豊川は2日目の第1試合で阿南光(徳島)との初戦に臨む。
(2024年3月15日 中日新聞朝刊県内総合版より)