■チーム力　最大限発揮

　福岡県内で２０日から開かれる「全国選抜高校テニス大会」に、１１年連続１１回目の出場を決めた愛知啓成高校女子テニス部のメンバー１０人が１日、稲沢市役所を訪れ、抱負を語った。

　現在の部員は１～２年生の１０人で、地元の稲沢市や一宮市のほか、大阪府や三重県など、各地の中学校から有力な選手が集まった。メンバーはそれぞれ、個人戦や団体戦に出場する。

　主将の２年生（１７）は「数多くの練習試合や遠征を経験し、個人の実力はもちろん、チームの力も高まってきた。力を最大限に発揮してがんばりたい」と意気込んだ。

　報告を受けた加藤錠司郎市長は「１１年連続出場で、校名は全国にとどろいている。先輩が培ってきた伝統を守り、活躍してほしい」と激励した。（寺田結）

（2024年3月6日　中日新聞朝刊尾張版より）