お知らせ 2024.02.22
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生徒の父が講師 進路の幅広げて 高山西高で「ゼミ」
生徒の父親が講師を務める「親父(おやじ)ゼミナール」が19日、高山市の高山西高校であり、2年生約150人が人生の先輩に学んだ。
普段話す機会の少ない父親の体験談に触れることで進路選択の幅を広げようと、2001年から開催。3年生の保護者で、会社役員や公務員、自営業など多様な職業の6人が各クラスに分かれ、波乱に満ちた人生経験やそこから得た教訓などを赤裸々に話した。
高山市で自動車整備会社を営む島光隆思さん(51)は、初めて就職した会社が5カ月で倒産し、さまざまなアルバイトをしながら目標を探し続けた過去を紹介。保険業を経て、現在は社長として日々仕事に喜びを感じているとして「無駄に思う経験も全部自分の力になる。失敗を恐れずに努力をして」と熱いエールを送った。
参加した生徒(17)は「将来の目標がまだ決まっていなかったが、人生はやってみないと分からないと思った。選んだ道を信じて、一生懸命進んでいきたい」と勇気づけられていた。(北川鈴乃)
(2024年2月22日 中日新聞朝刊飛騨版より)
普段話す機会の少ない父親の体験談に触れることで進路選択の幅を広げようと、2001年から開催。3年生の保護者で、会社役員や公務員、自営業など多様な職業の6人が各クラスに分かれ、波乱に満ちた人生経験やそこから得た教訓などを赤裸々に話した。
高山市で自動車整備会社を営む島光隆思さん(51)は、初めて就職した会社が5カ月で倒産し、さまざまなアルバイトをしながら目標を探し続けた過去を紹介。保険業を経て、現在は社長として日々仕事に喜びを感じているとして「無駄に思う経験も全部自分の力になる。失敗を恐れずに努力をして」と熱いエールを送った。
参加した生徒(17)は「将来の目標がまだ決まっていなかったが、人生はやってみないと分からないと思った。選んだ道を信じて、一生懸命進んでいきたい」と勇気づけられていた。(北川鈴乃)
(2024年2月22日 中日新聞朝刊飛騨版より)