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お知らせ 2024.02.16

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東海学園高等学校

東海学園高生30人 運動しつつごみ拾い すっきり

学校の周りを走りながら、ごみ拾いをする生徒たち=天白区の東海学園高周辺で

学校の周りを走りながら、ごみ拾いをする生徒たち=天白区の東海学園高周辺で

■プロギング 広がる「サンキュー」掛け声

 ごみ拾いとジョギングを組み合わせた北欧スウェーデン発祥のスポーツ「プロギング」を、東海学園高(天白区)の生徒たちが続けている。13日には2023年度で2回目のプロギングを行い、ボランティア部や、バスケットボール、バトン、テニス部の有志の生徒計約30人が参加した。

 ボランティア部の部長を務める2年の生徒(17)が、22年にプロギングを紹介する本紙の記事を読み、「自分たちも社会のために取り組むことができる」と全校に活動を呼びかけた。22年10月に初めて挑み、22年度は計4回実施。23年度は昨年11月にも行った。

 今月13日は参加者が5チームに分かれ、高校近くのスーパーや市営地下鉄原駅までのルートを走りながらごみを拾い集めた。ごみを拾って袋に入れる時には、「サンキュー」と声を出す独自のルールがあり、生徒たちは笑顔で声を掛け合っていた。

 約1時間で空のペットボトルやたばこの吸い殻など約90リットルが集まり、ボランティア部顧問の笠行悦子さんが、ごみ拾いの活動を報告するスマートフォンのアプリ「ピリカ」に報告して、終了した。バスケットボール部の1年の生徒(16)は「運動とごみ拾いの両方ができて、終わった後はすっきりする。これからも続けたい」と話していた。 (垣見窓佳)

(2024年2月16日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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