岡崎市の岡崎城西高校の生徒が１０、１１の両日、校内で能登半島地震の被災者支援の募金活動を行った。

　ボランティアなどに取り組むインターアクトクラブの生徒約２０人が中心となって、手作りのパネルや募金箱を手に、校内を歩き回り「募金をお願いします」と生徒や教職員に寄付を呼びかけた。

　同クラブの２年生（１６）は「被災地のために何かできないかと思い、募金を始めた。今も行方不明の人たちがいる。現地には行けなくても、募金を通じて支援したい」と話す。

　１２日午後４時ごろからは、同市明大寺本町の名鉄東岡崎駅の南口で、光ケ丘女子高、岡崎東高の生徒とともに募金活動を行う。集まった寄付金は、市社会福祉協議会を通じて被災地へ届ける。

（2024年1月12日　中日新聞朝刊豊田版より）