岐阜市の長良川河畔で２１日、「ぎふ長良川リレーマラソン」（中日新聞社主催、ＮＰＯ法人「ぎふ長良川走ろう会」運営協力）が初めて開かれた。ランナー５９２人がエントリーし、高橋尚子ロードでたすきをつないだ。

　１周１．７５８キロのコースを走り、ファミリーラン（１０．５４８キロ）、ハーフマラソンコース（２１．０９７５キロ）、フルマラソンコース（４２．１９５キロ）の３種目で競った。

　ハーフマラソンコースでは、陸上自衛隊守山駐屯地（名古屋市）の同僚らで走った守山ランニング愛好会が優勝。ファミリーランでは、滝高校（江南市）１年生の外周同好会が１位になった。各種目で最も１周を速く走った「ファステスト・ラップ賞」では、ハーフマラソンコースで守山ランニング愛好会の山田聖（しょう）さん（２１）＝名古屋市守山区＝が表彰された。　（森健人）

■学校外周走る　滝高１年生

　滝高校１年生６人の外周同好会が、ファミリーランで１位。チーム名の通り、毎朝学校の外周でランニングをしている仲間という。体力測定の成績を上げようと、春ごろから走り始めたのがきっかけ。走るモチベーションになればと参加した本大会が、チームとして初めて出た大会だった。生徒（１６）は「次はハーフマラソンに出たい」と走る意欲がますます湧いたようだった。　（尾林太郎）

（2023年10月26日　中日新聞朝刊県内総合版より）