弥富市の愛知黎明高校で１１日、三重県四日市市のインターナショナル日本学校で日本語を学ぶ留学生との交流会があった。

　両校の教諭が知人だった縁で昨年、異文化に触れる機会を増やそうと愛知黎明高の生徒が同日本学校で交流。今年は日本学校の１９歳から２５歳までの生徒１５人が愛知黎明高を訪れ、授業を見学したり、１、２年生の生徒と一緒にゲームを楽しんだりした。

　留学生たちは、看護科と普通科の薬理学や英語などの授業の教室を見学。普通科の未来探究コースの生徒とはビンゴゲームを体験し、ビンゴが出るたびに、歓声が上がった。

　ネパール人のリザルー・ピレム・ナラヤンさん（２３）は「生徒たちが緊張せず、優しく接してくれてとても楽しかった」と笑顔。愛知黎明高２年の生徒は「たくさん話ができ、ゲームも盛り上がって良かった」と話した。（吉田幸雄）

（2023年10月17日　中日新聞朝刊尾張版より）