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お知らせ 2023.08.01

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愛知工業大学名電高等学校

中部大で高校生ロボコン 愛工大名電高の2チームがV、準V

自動で動くロボットを見守る生徒ら=春日井市松本町の中部大で

自動で動くロボットを見守る生徒ら=春日井市松本町の中部大で

 高校生がロボット製作とプログラミングの技術を競う「中部大学学長杯争奪LEGOロボットコンテスト」が7月29日、春日井市松本町の中部大であり、愛知、岐阜、三重各県の計26チームが参加。ともに愛工大名電高(名古屋市)の「meiden1年」と「meidenカチューシャ」がそれぞれ優勝、準優勝した。

 各チームは事前に物をつかむアームやタイヤ、色を識別するセンサーなどを備えたロボットを組み立て、自動で動くようプログラムを入力。試合では港に見立てた盤上でロボットを起動させ、いかに早く正確にコンテナを積み降ろしたり、指定の場所まで運んだりできるかなどを競った。

 世界75カ国以上が参加する「WRO(ワールド・ロボット・オリンピアード)」に向けた東海地区予選会。今年の世界大会は中米のパナマが会場で、予選から船をテーマにしたルールが採用された。今大会の上位2チームが27日に東京で開かれる全国大会へ進む。

 優勝した「meiden1年」は、1つのミスもなく満点をたたき出した。チームの1年生(15)は「安定してコンテナを置けるようアームの動く速さを何10回も見直した。全国でも1位になって、世界大会に行きたい」と話した。 (水谷元海)

(2023年8月1日 中日新聞朝刊市民版より)

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