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高校野球 2023.06.02

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享栄高、栄徳高が大阪桐蔭高と対戦 学園110周年 野球の記念試合

享栄学園110周年を記念し行われた大阪桐蔭と享栄の試合=東区のバンテリンドームナゴヤで

享栄学園110周年を記念し行われた大阪桐蔭と享栄の試合=東区のバンテリンドームナゴヤで

 享栄高(瑞穂区)や栄徳高(長久手市)を運営する学校法人「愛知享栄学園」(同区)が1日、創立110周年を迎え、記念の式典が、東区のバンテリンドームナゴヤで開かれた。合わせて、両校と大阪桐蔭高(大阪府)による野球の練習試合が実現。全校生徒や保護者、OB・OGら約5000人が声援を送った。

 同学園は1913(大正2)年、米国留学から帰国した堀栄二が中区に私塾「英習字簿記学会」を立ち上げたのが始まり。2014年に同学園と享栄学園、鈴鹿享栄学園の3法人に分離し、愛知や三重県内で幼稚園や中学、高校、大学の計7校を運営する。

 式典では、大型ビジョンに学園の歩みを紹介する映像を上映。両校のチアリーディング部、ダンス部、吹奏楽部のパフォーマンスで花を添えた。

 大阪桐蔭を相手にした試合は、享栄が7回(時間による規定)で4-1と快勝。栄徳も7-2で8回コールド勝ちを収めた。

 享栄の大藤敏行監督は「野球部をはじめ、スポーツクラスは一般の生徒と触れ合う機会があまりない。節目の日に、全校生徒にいい試合を見てもらえてよかった」。5回を無失点に抑えた享栄のエース東松投手(3年)も「全校生徒の応援の中でいい投球ができた。もう一度見てもらうためにも皆を甲子園に連れて行きたい」と意気込んだ。(森本尚平)

(2023年6月2日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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