お知らせ 2023.05.31
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水面に映る早乙女装束 愛西でお田植祭

太鼓の音に合わせて苗を植える早乙女姿の生徒たち=愛西市で
津島神社の神事に使う米を育てる儀式。一時、途絶えていたが、水田の寄進を受けるなど、1998年に復活した。この日は、男女17人の生徒が神社本殿の奉告祭に臨んだ後、神田に使っている水田に移動した。
花がさをかぶり、鮮やかな色の装束をまとった女子生徒たちは、神職が打つ太鼓の音に合わせて県のブランド米「あいちのかおり」の苗を植えた。白装束の男子生徒も手伝った。昨年に続いて2回目の参加となった同校3年の女子生徒は「スムーズに作業を行うことができた。米のありがたさや農家への感謝の気持ちをあらためて感じた」とほっとした様子で話した。(吉田幸雄)
(2023年5月31日 中日新聞朝刊尾張版より)