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お知らせ 2023.06.01

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名古屋経済大学市邨高等学校

服不足に悩む難民 現状学ぶ出前授業 名経大市邨高で企業など

 服不足に悩む難民の現状を学ぶ出前授業が5月30日、名古屋経済大市邨高(千種区)であった。

 衣料品店ユニクロなどを展開する「ファーストリテイリング」と、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が取り組む難民支援プロジェクト「届けよう、服のチカラ」の一環。1~3年の約100人が参加した。授業は、台湾・高雄市と埼玉県越谷市の高校ともオンラインでつないで、英語で行われた。

 UNHCRの支援窓口である「国連UNHCR協会」の天沼耕平さん(41)が、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、昨年春には紛争や迫害などで住む場所を追われた難民や国内難民の数が1億人を突破したと説明。着の身着のまま避難した人も多く、リサイクル服を集めて支援するよう訴えた。2年生の生徒(16)は「自分は恵まれていると感じた。家族や友だちにも服を集めるよう呼びかけたい」と話していた。

 生徒らは今後、校内外で難民の子ども向けの古着を集め、秋以降に寄贈する。

(2023年6月1日 中日新聞朝刊市民版より)

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