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お知らせ 2023.04.10

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交通事故防止 音楽で啓発 ヴィソン 伊勢道開通30周年記念イベント

啓発品を手渡し、高速道路上での事故防止を呼びかける三重高ダンス部員(手前右端)ら=多気町のヴィソンで

啓発品を手渡し、高速道路上での事故防止を呼びかける三重高ダンス部員(手前右端)ら=多気町のヴィソンで

■県警と三重高ダンス部

 伊勢自動車道の全線開通30周年を記念したイベントが9日、多気町の民間複合レジャー施設「VISON(ヴィソン)」であった。県警が三重高校ダンス部と協力して、高速道路での交通事故防止を呼びかけた。(牧野良実)

 イベントは、中日本高速道路(NEXCO中日本)が企画。部員たちは県警音楽隊の演奏に合わせて会場を回り、来場者に啓発品を手渡した。部員によるダンス発表や白バイ、パトカーの乗車体験のほか、伊勢道整備による経済効果などを紹介するパネル展示があった。

 県警によると、県内の高速道路や自動車専用道路での今年の人身事故は、今月7日現在で前年同期比12件増の38件。同3人増の4人が亡くなっている。伊勢道の交通量は既に、新型コロナウイルスの感染拡大前と同じ水準に戻りつつあるという。

 高速隊の北村吉隆副隊長は「車間距離や速度に気を付け、休憩をこまめに取ってほしい」と強調した。

 伊勢道は1975年に関ジャンクション-久居インターチェンジ(IC)間が開通し、93年に伊勢関IC-伊勢IC間の全線が開通した。

(2023年4月10日 中日新聞朝刊広域三重版より)

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