お知らせ 2023.03.06
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南山国際中・高が閉校式 豊田 帰国生徒や外国人教育30年
1993年の開校から30年にわたり、帰国した生徒や来日した外国人生徒らの教育に取り組んできた豊田市亀首町の南山国際中学校と高校の閉校式が5日、同所で開かれた。
教職員や学校関係者ら100人が出席。運営する学校法人南山学園の市瀬英昭理事長は、少人数学級や語学など同校ならではの教育について「国際感覚を持つ生徒たちがその能力を伸ばしていける素地になった」と振り返り「その精神は南山学園がしっかり引き継いでいく」と述べた。
閉校の儀では、最後となった2022年度の卒業生から、生徒会長と副会長が登壇。旗ざおから校旗を外し、折り畳んで南山学園に返納した。
式典を終えた生徒会長は「自由で伸び伸びとした校風で、楽しすぎてあっという間の6年間だった。覚悟していたとはいえ、閉校式を目の当たりにすると寂しく感じる」と話した。
南山学園による帰国生らの受け入れは、1979年の南山中学校での特別学級設置から徐々に規模を拡大。93年に豊田市が無償貸与する土地に両校を開校し、これまでに延べ6491人が卒業した。(服部桃)
(2023年3月6日 中日新聞朝刊三河版より)
教職員や学校関係者ら100人が出席。運営する学校法人南山学園の市瀬英昭理事長は、少人数学級や語学など同校ならではの教育について「国際感覚を持つ生徒たちがその能力を伸ばしていける素地になった」と振り返り「その精神は南山学園がしっかり引き継いでいく」と述べた。
閉校の儀では、最後となった2022年度の卒業生から、生徒会長と副会長が登壇。旗ざおから校旗を外し、折り畳んで南山学園に返納した。
式典を終えた生徒会長は「自由で伸び伸びとした校風で、楽しすぎてあっという間の6年間だった。覚悟していたとはいえ、閉校式を目の当たりにすると寂しく感じる」と話した。
南山学園による帰国生らの受け入れは、1979年の南山中学校での特別学級設置から徐々に規模を拡大。93年に豊田市が無償貸与する土地に両校を開校し、これまでに延べ6491人が卒業した。(服部桃)
(2023年3月6日 中日新聞朝刊三河版より)