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お知らせ 2023.03.03

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岐阜聖徳学園高等学校

子供服回収、海外難民に 「服のチカラプロジェクト」

優秀賞に輝いた生徒たち=岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園高校で

優秀賞に輝いた生徒たち=岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園高校で

■岐阜聖徳学園高が優秀賞 「活動通し成長できた」

 岐阜聖徳学園高校(岐阜市中鶉)の生徒たちが、校内や地域で不用になった子供服を回収して海外の難民らに届ける「届けよう、服のチカラプロジェクト」に取り組み、全国の小中高など745の参加校の中から最優秀に次ぐ優秀賞に選ばれた。生徒たちは「活動を通して、人間として成長できた」と、活動から多くの学びを得た様子だ。(酒井貴之)

 カジュアル衣料品店「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングと、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が進めるプロジェクトは2013年に始まり、全国から参加校を募って服を回収し、世界中の難民の子供たちに送っている。同校では1年1組の生徒が中心となり、昨秋から取り組んできた。

 生徒たちは服の提供を呼びかけるため、校内や近くの柳津小、鶉小、境川中のほか、さまざまなつてをたどって本巣市の保育園や広島市の幼稚園などにも声を掛けた。寺元さんは、学校などに依頼する際に「敬語の使い方など、失礼のないようにやっていくのが大変だった」と振り返る。

 校内や園内に回収箱を設置するなどして、集まったのは約6000着。一着ずつ仕分けして、難民の子供たちに贈った。貧困問題について詳しく勉強し、難民の惨状を知った広瀬さんは「難民は私たちの想像以上に苦しんでいる。現状を知ってもらいたかった」と話す。

 こうした活動内容が評価され、最優秀校を決めるアワードに進出。先月9日に東京都内でプレゼンテーションに臨み、堂々の優秀賞を獲得した。英語も使ってプレゼンした野村怜央さんは「説得力のある、論理的な文章を考えた。将来求められる力を伸ばせた」。長瀬さんも「自分たちの活動に、こんなに協力してもらえたのが自信になった」と手応えを語った。

(2023年3月3日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)

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