お知らせ 2022.12.21
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第九 高校生も奏でる 安城学園高弦楽部が初参加
■25日に特別演奏会 「こんな機会はない」
市民らがベートーベンの交響曲第9番を披露する「第9特別演奏会」が25日、安城市桜町の市民会館で開かれる。今年は、オーケストラとして、地元の安城学園高校の弦楽部員が初めて参加。一体感のある演奏を届けようと、練習を重ねている。(杉山果奈美)
部員約40人は市交響楽団メンバーらとバイオリンなどで全4楽章を弾く。同部の指導者が、楽団でも指導をしている縁で共演が実現した。当日は計180人規模の市民らが出演する。
第9は、高校生にとっては技術的に難しく、特に合唱団が加わる第4楽章では歌詞に合わせた「歌心」が必要なため、難易度が高いという。同部の部長で、3年の生徒(18)も「パートがコロコロ変わっていく。今、どの楽器が同じメロディーを奏でているか、気にしながら演奏するのが難しい」と話す。それでも「こんな機会はない。できるかぎり楽しんで弾けたら」と意気込む。
本番を1週間後に控えた18日、部員は岡崎市上地の総合学習センターで、約5時間の練習に励んだ。うち2時間は、合唱団員らと合同で、曲を仕上げた。
指揮者を務める服部洋樹さん(30)から「合唱団が神様のもとに、と歌う半面で、演奏は行かせないぞと下に引き下げている。それまでのキャラクターを変えて、ここはバリバリ弾いて」などと指導を受けていた。
午後2時開場、3時開演。一般は2500円(税込み)、小中高生は1000円(同)。チケットは当日まで、安城市民会館で販売している。(問)市交響楽団事務局=0566(71)4335
(2022年12月21日 中日新聞朝刊西三河版より)
市民らがベートーベンの交響曲第9番を披露する「第9特別演奏会」が25日、安城市桜町の市民会館で開かれる。今年は、オーケストラとして、地元の安城学園高校の弦楽部員が初めて参加。一体感のある演奏を届けようと、練習を重ねている。(杉山果奈美)
部員約40人は市交響楽団メンバーらとバイオリンなどで全4楽章を弾く。同部の指導者が、楽団でも指導をしている縁で共演が実現した。当日は計180人規模の市民らが出演する。
第9は、高校生にとっては技術的に難しく、特に合唱団が加わる第4楽章では歌詞に合わせた「歌心」が必要なため、難易度が高いという。同部の部長で、3年の生徒(18)も「パートがコロコロ変わっていく。今、どの楽器が同じメロディーを奏でているか、気にしながら演奏するのが難しい」と話す。それでも「こんな機会はない。できるかぎり楽しんで弾けたら」と意気込む。
本番を1週間後に控えた18日、部員は岡崎市上地の総合学習センターで、約5時間の練習に励んだ。うち2時間は、合唱団員らと合同で、曲を仕上げた。
指揮者を務める服部洋樹さん(30)から「合唱団が神様のもとに、と歌う半面で、演奏は行かせないぞと下に引き下げている。それまでのキャラクターを変えて、ここはバリバリ弾いて」などと指導を受けていた。
午後2時開場、3時開演。一般は2500円(税込み)、小中高生は1000円(同)。チケットは当日まで、安城市民会館で販売している。(問)市交響楽団事務局=0566(71)4335
(2022年12月21日 中日新聞朝刊西三河版より)