お知らせ 2022.12.11
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模擬投票「意外と簡単」 名女子大高で選挙出前講座 市立大生運営
市立大(瑞穂区)の学生による選挙出前講座が8日、同区の名古屋女子大高校であり、2年生約210人が聞き入った。学生を立候補者役とした演説会の後、高校生たちは実際に模擬投票し、選挙への理解を深めた。
瑞穂区と同大が2016年に締結した連携協力協定に基づいて実施。同大人文社会学部の3浦哲司准教授のゼミで学ぶ3年生12人が運営した。学生たちは、今年の参院選の60代の投票率が65.69%だった一方、10代は35.42%の低さだと紹介。「若者が選挙に行くようになれば、政治家が若者向けの政策を無視できなくなる」と強調した。
その後、衆院選を想定し、立候補者役の学生2人がそれぞれ演説。1人は、若者が政治に意見できる場の創出や選挙年齢の引き下げを公約に掲げ、もう1人は教育のデジタル化推進や高校へのWi-Fi設置義務化を訴えた。生徒たちは実際の選挙で使われる記入台で投票用紙に候補者名を書き、一票を投じた。
女子生徒(16)は「これまで選挙の流れはイメージできなかったけれど、意外と簡単に感じた。投票権がもらえたら、投票に行ってみたい」と話した。 (坂本圭佑)
(2022年12月11日 中日新聞朝刊市民総合版より)
瑞穂区と同大が2016年に締結した連携協力協定に基づいて実施。同大人文社会学部の3浦哲司准教授のゼミで学ぶ3年生12人が運営した。学生たちは、今年の参院選の60代の投票率が65.69%だった一方、10代は35.42%の低さだと紹介。「若者が選挙に行くようになれば、政治家が若者向けの政策を無視できなくなる」と強調した。
その後、衆院選を想定し、立候補者役の学生2人がそれぞれ演説。1人は、若者が政治に意見できる場の創出や選挙年齢の引き下げを公約に掲げ、もう1人は教育のデジタル化推進や高校へのWi-Fi設置義務化を訴えた。生徒たちは実際の選挙で使われる記入台で投票用紙に候補者名を書き、一票を投じた。
女子生徒(16)は「これまで選挙の流れはイメージできなかったけれど、意外と簡単に感じた。投票権がもらえたら、投票に行ってみたい」と話した。 (坂本圭佑)
(2022年12月11日 中日新聞朝刊市民総合版より)