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中学受験、入試前日の過ごし方
受験前日の過ごし方として、まずは体調管理をしっかりと行いましょう。体調が悪いと普段の実力を発揮できなくなってしまうため、ストレスになるようなことは避け、できるだけ普段と同じ生活を心がけましょう。一番緊張しているのは子どもなので、できる限りリラックスして、自信をもって受験に臨めるようにできると良いですね。
前日は何を勉強したらよい?
「このままで大丈夫?」「もっと新しいことに手を付けたほうが良いのでは?」など焦る気持ちは分かります。しかし、受験前日に新しいことに手をつけてしまうと、逆に自信をなくしてしまうこともあります。
新しい知識を詰め込まない
受験前日は、新しい知識を詰め込むよりも、今までやってきたことの復習に力を入れましょう。見慣れたテキストや参考書、ノートなどを見ることは、緊張する心を落ち着かせる効果もあります。また、今までやってきたことを見直すことで「自分はこれだけやったんだ」という自信にもつながります。
生活について
受験は朝8時台からスタートする場合がほとんどです。そこで、朝8時に活動のピークが訪れるように朝6時には起きておきたいところ。塾通いなどでどうしても夜遅くなってしまう受験生も多いですが、せめて一週間前から朝方のリズムへとシフトしておくと安心です。
いつも通りの生活を
食事面では、生ものや揚げ物、極端なごちそうはNG。できれば外食も避けましょう。体調不良を避けるためにも食べ慣れたメニューが一番です。前日だからと言って特別なことをするのではなく「いつも通り」を心がけましょう。
その他気を付けること
受験を前日に控え、緊張度は高まっているでしょう。過度な緊張はストレスになるため、緊張をほぐすことが大切です。軽い運動や散歩などを取り入れたりするのもおすすめです。親子で会話しながら散歩するのも良いですね。
親の声かけの注意点
親の声かけも気を付けたいところ。「落ちるよ」などといった脅しはもちろん、安心させようと「落ちてもいいよ」などと言うのも避けたいです。また、自信をなくすような言葉やプレッシャーをかけすぎる言動、ストレスを感じてしまうワードにも気を付けなければいけません。「大丈夫、最善を尽くしておいで」「今まで頑張ってきたんだから、いつも通りやれば大丈夫」など、前向きな言葉をかけてあげてください。
事前準備をしっかりと
中学受験にはイメージトレーニングが効果的。親子で受験当日の流れをおさらいする場合は、何パターンかを用意しておくことも大事です。朝起きてから受験終了までの流れを一通りイメージすることで、お子さんも安心して受験に臨むことができます。
(2019年4月公開)