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学生活動  2019.02.23

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愛知の魅力 英・中・日本語で 県立大生ら 海外観光客向け小冊子

小冊子の内容を紹介する学生たち=名駅のウインクあいちで

小冊子の内容を紹介する学生たち=名駅のウインクあいちで

 9月に開催予定のラグビーワールドカップ(W杯)や2026年のアジア競技大会を見据え、開催地の魅力を海外観光客に発信しようと、県立大の学生らが多言語表記の観光冊子「Aichi・Toyota OMOTENASHI Booklet」を作成した。22日に名駅のウインクあいちで発表会があり、学生らが内容を紹介した。

 小冊子は同大多言語学習センター「iCoToBa」を利用する学生25人と県、豊田市が作成。学生は掲載場所の取材や翻訳、写真と挿絵を手掛けた。PDF版で全8ページ。英語、中国語、日本語に対応している。

 必勝祈願、アート、伝統技術、名古屋めしのキーワードを軸に設定。多くのアスリートが訪れる大府市の八ツ屋神明社や、足腰を平癒祈願する豊田市の足助八幡宮といった神社仏閣のほか、「チキンハート(小心)をなくす」など勝負にちなんだグルメを紹介。写真映えする観光スポットも盛り込んだ。

 発表会では担当の班ごとに、冊子で取り上げた場所の魅力や翻訳する上で工夫したポイントを説明。学生たちは「末永く使ってほしい」と呼び掛けた。

 県や豊田市、県立大などのウェブサイトで無料公開している。ラグビーW杯では製本版約1万冊を大会会場や交通機関などで海外からの観客に配布する。(佐々木香理)

(2019年2月23日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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