県内の大学生が地元の伝統文化や郷土芸能の魅力を発信する県の事業「あいちの文化学生レポート」報告会が、名古屋市守山区の金城学院大で開かれた。

　県の委託で中日新聞社が運営。５大学の計２０人が８月から各地の保存団体に通った。ツイッターやインスタグラムといった会員制交流サイト（ＳＮＳ）で発信し、４カ月間のフォロワーは約５００人に及んだ。

　尾張万歳保存会（知多市）に派遣された中部大の学生は、尾張万歳の歴史や保存会と舞の練習をしたことを発表。金城学院大は安城の三河万歳保存会（安城市）、名古屋大は小林花祭保存会（東栄町）、県立大は知立山車文楽保存会（知立市）、愛知淑徳大は鳥原歌舞伎愛好会（新城市）の体験を説明した。

（2017年12月25日　中日新聞朝刊県内版より）

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