守山区の金城学院大に通う学生が２４日、尾張旭市東栄町の藤池保育園を訪れ、園児と英語の歌や手遊びを楽しんだ。

　「えいごであそぼう！」と題した市との共同事業で、楽しみながら英語に触れてもらおうという狙い。小学校英語指導者資格「Ｊ−ＳＨＩＮＥ」が取得できる同大の「キッズ・イングリッシュ・プログラム」の一環でもある。

　この日来園したのは、文学部英語英米文化学科の３年生。同園の３〜５歳児約１３０人を、年齢ごとに５組に分けて実施した。

　５歳児のクラスの一つでは動物の名前を覚え、画用紙に描かれた生き物を友達からのヒントで「ゴールドフィッシュ」などと当てるゲームをした。学生は園児の前で緊張しながらも、自分たちで考えた３０分のメニューをやり切った。

　脇田美奈さん（２１）＝一宮市笹野＝は「楽しかったけど、準備段階では子どもたちのレベルが分からず、ゲームが難しすぎたかも。もっと練習したい」と話した。（菅谷仁志）

（2017年11月25日　中日新聞朝刊なごや東版より）

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