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2017.09.02

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震災 ネパールの力に 中部大生ら 集会場の机など作製へ出発

 2年前の地震で被災したネパールの村を支援する中部大工学部建築学科(春日井市)の学生ら20人が1日朝、現地に向け中部国際空港(常滑市)から出発した。常滑市の海外支援団体「スマイルコンテナ」が集めた学用品も配る。(小西数紀)

 出発したのは同学科の石山央樹准教授の研究室のメンバー。ネパールの首都カトマンズから車で1時間ほどのところにあるレレ村で活動し、10日に帰国する予定。

 村を訪れるのは昨年に続き2度目。今回は、集会場で使う机や椅子などを作製するという。昨年はカトマンズから毎日通いで支援をしていたが、今年は村に4泊して現地の人たちと交流を深める。

 今年もスマイルコンテナが常滑市鬼崎南小を通じて集めた衣料品や文具、ボートレースとこなめで使わなくなったユニホームなどの支援物資も持ち込み、配布する。

 2年連続で参加する大学院2年の横井大誠さん(23)は「昨年は経験しなかった村での宿泊を通じて、よりリアルな地元の環境に触れられる」と意気込んだ。石山准教授は「現地の体験が良い意味で学生のカルチャーショックになれば」と期待する。スマイルコンテナの伊藤豊代表は「今年現地に行った学生が交流を深め、来年以降も交流が続けられれば」と話した。

(2017年9月2日 中日新聞朝刊知多総合版より)

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