名古屋学芸大（日進市）ファッション造形学科の卒業制作発表会が２４日、名古屋・栄のナディアパークであり、学生や大学院生計６５人が集大成を披露した。

　プロのモデルが舞台をさっそうと歩く。有名ブランドのコレクションのような演出の中、中世フランス特有のデザインを取り入れたドレスや、黒の色味の違いを表現したワンピースなどがスポットライトを浴びた。

　発表会は１０回目。高校生の時にショーを見た４年の一ノ瀬麻華さん（２２）は「憧れの先輩たちと同じ舞台に立てて光栄です」と感慨深げだった。

　作品７０点のうち一部は７月、提携するドイツ国立プフォルツハイム大のショーでも紹介される。（斎藤雄介）

（2015年1月25日　中日新聞朝刊県内版より）