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中日新聞掲載の大学記事

大学野球  2023.10.08

愛知大学野球 首位争う名城大と愛院大 先勝

3回2死満塁から逆転の満塁弾を放つ名城大の伊藤雄紀内野手

3回2死満塁から逆転の満塁弾を放つ名城大の伊藤雄紀内野手

第6週第1日 (7日・豊田市運動公園)

 2試合が行われ、首位を争う名城大と愛院大が先勝した。名城大は、5-1で中京大に勝利。3回に主将の4番・伊藤雄紀内野手(4年・健大高崎)が逆転満塁弾、チームを勝利に導いた。愛院大は、11-0で愛知東邦大に快勝。打撃陣は12安打11得点、投手陣は完封リレーと投打がかみ合った。

■逆転満塁弾 名城大4番・伊藤雄

 驚愕(きょうがく)の一打だった。名城大は、エースの岩井俊が1点の先制を許して迎えた3回、2死満塁の好機で4番・伊藤雄。真ん中高めの直球を振り抜くと、バットが舞った。打球はぐんぐんと伸び、バックスクリーンへ。逆転の満塁弾に「バットに乗る、ホームランが出る感覚でした」と振り返った。

 チームは首位に立つが8試合で計26得点と得点力に課題が残る。しかし、伊藤雄はリーグ1位の3本塁打、12打点とその打棒を発揮している。安江均監督(63)は「伊藤が打てなければ仕方ない」と全幅の信頼を寄せる。

 現在リーグ2冠だが「タイトルは意識していない」ときっぱり。それでも、打点については「チャンスで回してくれるので、どんな形でもランナーをかえそうという気持ちを出している」と4番の仕事を全うしている。

 これまで何度も「神宮で監督を胴上げしたい」と語ってきた。「次を取れば(リーグ順位の)主導権を握れる。まずは明日勝てるように頑張ります」。繰り返してきた目標に向け、一歩ずつ歩みを進める。 (後藤正樹)

■愛院大11点猛攻

 愛院大は6回に一挙8得点を奪うなど、今秋初の2桁得点。愛知東邦大を突き放した。8回にチーム11得点目となるソロを放った5番・村北翔哉内野手(4年・東邦)は「バントもしっかり決まって、打線が繋がった」と打線の爆発を振り返った。
首位の名城大も勝利し、逆転優勝は次戦の名城大の結果が鍵を握る。村北は「自分たちのやれることをやっていきたい」と意気込んだ。

▽1回戦
中京大 001000000|1
名城大 00400001x|5
(京)渡辺都、柴田、藤本-牧山、関岡
(城)岩井俊、松本-加藤、谷
本塁打 伊藤雄(城)

▽同
愛院大 100108010|11
愛知東邦大 000000000|0
(院)池村、石原、渡辺蒼、三島安-三島有
(邦)徳久、岩橋、井上、小林颯、上田-松吉、市岡
本塁打 村北(院)

(2023年10月8日 中日スポーツ8面より)

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