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大学野球  2021.04.11

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愛知大学野球 中部大7季ぶり白星発進 大西がプロ注目の松本撃ち

決勝の2点適時三塁打を放った中部大の大西一瑳内野手(左)=パロマ瑞穂球場で

決勝の2点適時三塁打を放った中部大の大西一瑳内野手(左)=パロマ瑞穂球場で

■第2週1日目(10日・パロマ瑞穂)

 中部大が名城大に7-4で先勝した。4-4で迎えた9回に中大の大西一瑳内野手(3年・豊川)が決勝の2点適時三塁打を放ち、終盤までもつれた接戦に勝利。東海学園大は愛工大に11-1で勝利した。

■ビジョントレ奏功

 鬼門を7季ぶりの白星でスタートした。引き分けを挟んでリーグ戦初戦は5連敗中だった中部大。試合を決めたのは「7番」に座る大西だった。

 4-4で迎えた9回1死一、二塁。勝ち越しの好機で打席に立つと、初球の外角直球を振り抜いた。「とにかくバットを短く持って、次につなぐことを考えていました。前を打つ藤沢が粘ってくれたおかげで、初球からいけました」。逆方向へと伸びた打球は、右翼手の頭を越える走者一掃の2点適時三塁打。リリーフ登板したプロ注目の右腕・松本から決勝点をもぎ取った。

 昨秋から取り入れたビジョントレーニングが功を奏した。打席に入る前には顔の前で握った拳を前後に素早く動かし、じっと指先を凝視する。巨人・坂本も試合中に行う目慣らしの方法だ。決勝打の前にもネクストで高速で動かした指先を見つめてから打席に入り、「そのおかげもあったかな」と笑顔をみせる。

 「野手が引っ張っていかないといけないチーム。僕みたいに日替わりヒーローが出てこればいい」。伏兵の活躍はチームに勢いをもたらす。

■左腕を攻略3安打 東海学園大・榊原

 東海学園大は課題の左腕を攻略して大勝した。愛工大の先発左腕・大宅に対し、東海学園大のスタメンは9人中8人が左打者。それでも4回には4安打を集中させて4得点、5回も2番手の左腕を攻略するなどしてリードを広げた。3安打を放った榊原は「練習でやっていることが結果になった。まずはチームが勝てるような打撃がしたい」と意気込んだ。

▽1回戦
中部大 001011103|7
名城大 000400000|4

東海学園大 000420410|11
愛工大 000010000|1

(2021年4月11日 中日スポーツ8面より)

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