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お知らせ 2021.01.12
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歯科衛生士の復職支援 愛知学院大短大部「研修センター」始動 高齢者の口腔ケア貢献めざす
愛知学院大短期大学部(名古屋市千種区)が、中部地方で初めてとなる歯科衛生士のリカレント教育(学び直し)を始めた。いったん離職して復職を望む人や、より専門的な知識を求める人など、20~50代の約30人が受講している。 (芦原千晶)
高齢化で口腔(こうくう)ケアの重要性が増す中、歯科衛生士のここ数年の求人倍率は約20倍で、慢性的に不足している。一方、歯科衛生士の資格を持つ人のうち、実際に働いているのは5割弱で、離職者の復職支援や離職防止が課題となっていた。
同短期大学部は昨年創立70年を迎え、歯科衛生士教育でも50年以上の歴史があり、復職支援などを促す国の事業の実施団体に選ばれた。昨年10月に「歯科衛生士リカレント研修センター」を設け、口腔ケアを学び直すコースと、高齢者への高度なケアが学べるコースを開講。定員の計30人に対し、80人の応募があったという。
センター副所長の高阪利美・学長補佐は「高齢者は特に、歯を健康に保つことで病気が予防できる。愛知の歯科衛生士は全国的に少なく、リカレント教育でその数を増やし、地域貢献したい」と話した。受講料は原則無料で、実技も学べる。期間はおよそ3カ月で10日前後の講習がある。2021年度からも年に2回実施する予定。
(2021年1月12日 中日新聞朝刊県内版より)
高齢化で口腔(こうくう)ケアの重要性が増す中、歯科衛生士のここ数年の求人倍率は約20倍で、慢性的に不足している。一方、歯科衛生士の資格を持つ人のうち、実際に働いているのは5割弱で、離職者の復職支援や離職防止が課題となっていた。
同短期大学部は昨年創立70年を迎え、歯科衛生士教育でも50年以上の歴史があり、復職支援などを促す国の事業の実施団体に選ばれた。昨年10月に「歯科衛生士リカレント研修センター」を設け、口腔ケアを学び直すコースと、高齢者への高度なケアが学べるコースを開講。定員の計30人に対し、80人の応募があったという。
センター副所長の高阪利美・学長補佐は「高齢者は特に、歯を健康に保つことで病気が予防できる。愛知の歯科衛生士は全国的に少なく、リカレント教育でその数を増やし、地域貢献したい」と話した。受講料は原則無料で、実技も学べる。期間はおよそ3カ月で10日前後の講習がある。2021年度からも年に2回実施する予定。
(2021年1月12日 中日新聞朝刊県内版より)