■地元カフェ調理

　一宮市の高校生が考案し、地元カフェが調理したモーニングメニューをテイクアウトで販売するイベント「おもてなしモーニングｃａｆｅ」が９、２３の両日午前９時から、尾張一宮駅前ビル３階で販売される。（下條大樹）

　一宮商業高の生徒は「ココロカフェ」（同市千秋町佐野）と「ＩＣＨＩＳＨＯ★ヘルシー野菜サンド」を販売する。ナスとピーマンの肉味噌サンド、ポテトサラダのクロワッサンサンド、サツマイモケーキをセットにした。

　修文学院高の生徒は「カフェバンヤンツリー」（同市平和）と「地元の野菜たっぷりモーニングセット」を開発した。具だくさんのアランチーニ（ライスコロッケ）、ホウレンソウのスコーン、サラダボウルを組み合わせた。

　一宮商業高は９日、修文学院高は２３日に、それぞれの生徒らが販売する。価格は飲料とセットで５００円で、１００食限定の予定だ。

　イベントは一宮商工会議所などでつくる「一宮モーニング協議会」が、若者にモーニング文化に親しんでもらおうと企画し、５年目。以前は高校生のみで発案、調理をしていたが、より質の高い商品に仕上げようと、カフェとのコラボ企画にした。

（2022年10月7日　中日新聞朝刊尾張版より）