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お知らせ 2022.10.05

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啓明学館高等学校

◇マーク 見たら速度落として ランチパック 交通安全PR

ランチパックを買い物客(左)に手渡す高校生=名古屋市西区の円頓寺本町商店街で

ランチパックを買い物客(左)に手渡す高校生=名古屋市西区の円頓寺本町商店街で

■県警、山崎製パンと協力 「食べてルール学んで」

 県警は山崎製パン名古屋工場(名古屋市西区)と協力し、交通安全をPRする特別な「ランチパック」を作った。秋の全国交通安全運動(9月21~30日)に配布を始め、11月1日からは店頭での販売も開始。増加傾向にある歩行者の事故を防ごうと、道路の先に横断歩道があることをドライバーに知らせるダイヤマークの周知を図る。(森本尚平)

 ランチパックは、秋らしいカボチャクリームといもあんの味付け。パッケージには、横断歩道を手を上げて渡る子どもたちのイラストに加え、「◇を見つけたら速度を落としてね」と呼びかける県警のマスコットキャラクター「コノハけいぶ」のイラストを添えた。

 パッケージ裏には、QRコードを掲載。動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルにつながり、ダイヤマークを動画で詳しく紹介している。マークは、信号のない横断歩道の手前45メートルと30メートルの道路上に表示されている白色のひし形。県警交通総務課の秋元公志(きみじ)課長補佐は「マークを見たらアクセルからすぐに足を離し、歩行者を見かけたらブレーキを踏んで必ず止まるようにしてほしい」と話す。

 県警によると、今年に入り交通事故による歩行者の死者数は9月末現在、前年同期比12人増の37人。8月末時点で、横断歩道での歩行者の死傷者数は79人増の528人だった。秋元課長補佐は「ランチパックを食べながら交通ルールを学んでほしい」と期待する。

 9月27日には、名古屋・西署が西区の啓明学館高校生10人と協力し、同区の円頓寺本町商店街で買い物客らにランチパックを配布し、交通安全を呼びかけた。11月から年末まで県内を中心に中部地方で販売し、年末の交通安全運動でも活用する。ランチパックの希望小売価格は130円(税抜き)。
 
(2022年10月5日 中日新聞朝刊県内版より)

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