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お知らせ 2021.10.09

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名古屋経済大学高蔵高等学校

コロナ禍終息 虹の傘に願う 名経大高蔵高 文化祭で制作

そよ風に揺れる虹色のアンブレラスカイ=瑞穂区の名古屋経済大高蔵高で

そよ風に揺れる虹色のアンブレラスカイ=瑞穂区の名古屋経済大高蔵高で

 名古屋経済大高蔵高校(瑞穂区)の生徒会役員が、7、8日に開かれた文化祭に合わせ、校舎中庭の空中に7色の傘を並べた「アンブレラスカイ」を制作した。新型コロナウイルス禍の終息と平和な日常が戻るよう願いを込めて、虹が輝くように仕上げた。

 中庭を囲む校舎の4階にワイヤを渡し、紫や黄色、赤のビニール傘70本をつるした。魚やクジラなど海の生き物の飾りも取りつけた。風が吹くと傘が揺れてキラキラと美しく光っている。別の中庭には、医療従事者への感謝の思いなどを込めて、白と青の傘でアンブレラスカイを作った。

 同校では感染対策のため、今年の文化祭も縮小して開催。生徒会役員は少しでも楽しめる企画をしようと、6月下旬からアンブレラスカイの準備をしてきた。

 生徒会長の女子生徒(3年)は「コロナ禍が終わった後の楽しい日々を願った。できあがると想像よりもはるかにきれいでうれしい」と話した。(今井智文)

(2021年10月9日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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