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高校野球 スポーツ  2021.10.08

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秋季高校野球 三重県大会 三重 東海切符つかんだ!!

津田学園を3失点に抑えた上山=ドリームオーシャンスタジアムで(板津亮兵撮影)

津田学園を3失点に抑えた上山=ドリームオーシャンスタジアムで(板津亮兵撮影)

 秋季高校野球三重県大会は7日、松阪市のドリームオーシャンスタジアムで準決勝2試合が行われ、三重が決勝進出を決めるとともに、来春のセンバツ大会の重要な参考資料となる秋季東海大会(30、31日、11月3、6、7日、愛知・岡崎市民及び刈谷)への出場が決定。海星-津商は、8-8の延長14回終了時点で日没引き分けとなり、8日に再試合を行う。

■上山3失点完投

 甲子園完封投手がその実力をみせつけた。三重の最速143キロ右腕・上山投手(2年)は、9イニングを6安打、3失点と粘りの投球をみせた。

 「立ち上がりはボールが走ってなかった。直球で押すのではなく、変化球で打たせて取る投球にかえたのがよかった」。そう振り返ったものの、終わってみれば13奪三振の快投。打っては1点ビハインドの9回に同点適時打を放ち、逆転勝利を呼びこんだ。

 今夏の甲子園では2年生エースとして樟南(鹿児島)相手に完封勝利。ただ次の敦賀気比(福井)戦では1回に5失点を喫し「狙ったところに投げられなかった」と反省。この日は初回に1点失うも大崩れはせず。巨人の木佐貫スカウトは「制球力があり、真っすぐのラインを両サイドで出せる」と評価した。

 「また必ず甲子園に戻って、次は抑えたい」と力を込めた右腕。まずは9日の決勝で三重の頂点を目指す。 

 (谷大平)

▽準決勝(三重・ドリームオーシャンスタジアム)
三重   100000013|5
津田学園 110000010|3
(三)上山-高山
(学)越智、阪本、伊藤、伊達-岩本
(三重は秋季東海大会出場)

海星 00020010000014|8
津商 00002000100014|8
(海)高橋、深谷、伊藤佑-伊藤英
(商)古田、中西、坪井、松田、寺田-樋尾、牧戸
(日没のため引き分け再試合)

(2021年10月8日 中日スポーツ8面より)

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