３月末に開かれた全国大会で好成績を収めた桜丘高校（豊橋市南牛川）の日本拳法部、卓球部、剣道部の部員たちが７日、市役所を訪れ、浅井由崇市長に活躍を報告した。

　日本拳法部は大阪市であった大会に出場。男子団体で優勝したのをはじめ、女子団体は３位、男子個人戦で３年の山田さんが準優勝、女子個人戦で３年の伊藤さんが５位入賞を果たした。山田さんは「お世話になった人に良い恩返しができた」、伊藤さんは「勝ちたいという強い気持ちで臨んだ」と振り返った。

　卓球部は津市であった大会の女子団体で準優勝。主将で３年の木田さんは「競り合いの試合を最後まで諦めずに戦えた」と述べた。

　春日井市であった大会で、剣道部は男子団体で３位に入り、３年の加藤さんが優秀選手賞を獲得した。加藤さんは「接戦が続く中でもチーム一丸となって勝ち切れた」と喜んだ。

　浅井市長は「スポーツに打ち込むことは今後の人生の糧になる。今後も充実した高校生活を送ってほしい」とさらなる活躍に期待した。（昆野夏子）

（2021年4月8日　中日新聞朝刊東三河版より）