進学ナビ

HOME > 高校ニュース > お知らせ

高校ニュース

お知らせ 2021.03.09

この記事の関連校
豊田大谷高等学校

「社会のため」 献血協力 コロナ禍で不足 豊田大谷高生ら

献血に協力する生徒ら=豊田市保見町の豊田大谷高で

献血に協力する生徒ら=豊田市保見町の豊田大谷高で

 新型コロナウイルス感染拡大の影響による献血不足を解消しようと、豊田市保見町の豊田大谷高校の生徒らが4日、校内で献血を行った。

 スポーツ選抜コースの授業で「外出する人が減少し、献血する人が少なくなった」と知った生徒たちが、献血を申し出て、同コースの清水淳教諭(43)が県赤十字血液センターに相談して実現した。

 センターの移動献血車が来校。同コースの生徒約40人のほか、職員や運動部の生徒らが400ミリリットルの献血に協力した。2年でバスケットボール部主将の男子生徒(17)は「コロナ禍で部活の大会もない中、社会のために自分たちも役立ちたいと思って協力した」と話した。

 センター献血推進課の伊藤達規さん(32)によると、血液の種類によっては長期の保存ができず、継続的に献血してもらう必要があるという。

 伊藤さんは「本当にありがたい。ぜひ今後も協力してほしい」と話した。(小野開栄)

(2021年3月9日 中日新聞朝刊豊田版より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ