お知らせ 2021.02.14
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カンボジア難民に布マスク 名経大市邨高生徒ら活動報告

オンラインで生配信し、市民ら約50人が視聴。イベントには、同校の「SDGs有志メンバー」らが出演した。SDGsは住みよい世界にするため「すべての人に健康と福祉を」など、国連が掲げる開発目標の略称。
メンバーらは昨年、長期休校になった間もビデオ会議アプリで、カンボジアで難民支援をする男性らと交流し、マスク不足が続く現地の様子を知った。メンバー以外の生徒らにも協力を募り、マスクを贈った。イベントでは参加した生徒らが思いを語る映像を流した。ドキュメンタリー映画「難民キャンプで暮らしてみたら」の上映会もあった。
終了後、メンバーの一人で2年男子生徒(17)は「現地の人たちが、私たちが届けたマスクを喜んでくれたと聞き、うれしかった。緊張したが、自分たちの気持ちが伝わるといいな」と話した。 (出口有紀)
(2021年2月14日 中日新聞朝刊市民版より)